さて、今回は、グレーシャーポイントからパノラマトレイル経由のヨセミテバレー。
およそ14km。下りに下った14km。
過去に数回歩いているトレイルだが、今回の目的は、リハビリとストレス発散、そして資料映像の収集だったのでゆっくり7時間ほどかけて踏破。
登りは体力を消耗してきついが、下りは脚へのダメージが。
特にネバダ滝を過ぎての下りは、足場が悪く、とにかく急。
ヨセミテのハイキングは持久力と、筋力と、根性を全部同時に鍛えている感じ。風景がなければつらい。ただ、ヨセミテの景色は疲れなど感じさせないものがある。
しかし、今回は、良く声をかけられた。
最初は女性ハイカーが膝小僧を怪我をしたとのこと。
救急道具があったので傷の手当てをして、でっかいバンドエイドを張ってあげました。
2人目は双眼鏡を川沿いに落としたとのこと、ちょうどハイキング用のポールを2本持ってたので、それを縛って一本にひっかけて取り上げました。
3人目はお父さんと2人の息子。なんと水も持たずにネバダ滝まで上がってきており、水を売ってほしいとのこと。川の水はそのままでは細菌が入っていて基本的に飲まない方がいいので。4リットルほど持ってたんだけど、1リットルほどあげました。なんだかお金を取るのも忍びないしね。
その他大勢には、上まであとどれくらい?どっちのルートが楽?とか
これってミストトレイル?ジョンミュアトレイル?とか、パノラマトレイルを抜けて、ネバダ滝を下り始めたら、全てこの手の質問。
どうも僕は声をかけやすい姿形らしい?
今回は一人だったけど、いつもと違って、責任も無く、気を使うこともないので堪能してきました。
滝の水はやはり6月が一番いいかもしれません。
今回はミストトレイルを歩いていても特に濡れることもなく歩けました。このトレイルは初級者でも十分楽しめるので、やはりお勧めです。